平成27年11月 市政進クラブ 帯広視察レポート

日程:平成27年11月 1日(日)
視察先:帯広 日本家畜貿易株式会社
参加者:鶴間秀典 松永征明 大澤恵介

11月 1日(日)14:30~16:30 帯広 日本家畜貿易株式会社
牛糞を活用した発電及び発電を利用したハウス栽培について
帯広市議会の議長である小森さんの経営する日本家畜貿易株式会社で新たに新方式のバイオ発電プラントを開発したということで、公明党議員団、農協職員、市の農林課職員と一緒に視察に行ってきました。
プラントの仕組みとしては、牛糞を別の場所で2か月ほど撹拌して完熟たい肥を作り、それを燃料として燃やし、水蒸気でタービンを回して発電し、余剰の蒸気熱をハウスに供給するというものでした。

b2711-1

牛糞撹拌用アタッチメント

b2711-2

たい肥乾燥装置

今までのプラントでは、嫌気性菌で発酵させメタンガスを取り出してそれを燃やし発電していました。ただ、それだと維持管理のコストがかかりすぎるという難点がありました。この方式では完熟たい肥を燃やすので、タービンの腐食がおきにくく、発電設備を長く使えるそうです。また、必要な牛糞は牛2000頭分ぐらいだそうで、2軒の農家が持ってきてくれるそうです。この発電で月150万円ほどの売電収益と、焼却灰が土壌改良材となり50万円ほどで売却できるそうです。プラント自体は建設費約4億円だそうで、このほかにハウスは1000万円ほど、ハウスで野菜を作って収益を得ればもっと収入になるそうです。ただ、問題点は、ほくでんの電力買取の枠を持っていないと売電ができないそうです。ここでは太陽光発電の買い取り枠の中で、発電しない夜間の分を充てているそうです。24時間発電できるプラントですから、ベースロード電源にもなると思いますが、国の制度化はまだないそうです。
困っている牛糞をエネルギーに変える有効な方法であると思います。釧路でも国の補助金などを活用しながら、導入を進めるべきと考えます。

b2711-3

プラント説明用パネル

b2711-4

排熱を活用したハウス


This entry was posted in 視察レポート. Bookmark the permalink.