平成27年11月 全国鯨フォーラム2015網走 レポート

場所:網走市
日程:平成27年11月14~15日
参加者:松永征明 ・ 大澤恵介 ・ 鶴間秀典
作成者:鶴間秀典

網走市で行われた全国鯨フォーラム2015網走に参加させていただきました。全国の捕鯨基地のある自治体関係者や議員、捕鯨に関する機関や団体、企業の方々が約300人ほど参加していました。
前日の懇親会では様々な鯨料理が出されおいしくいただきました。
フォーラムでは、国際捕鯨委員会日本政府代表の森下氏より、捕鯨をめぐる国際情勢についての基調講演があり、IWCの会議の中で、捕鯨国でなかった国がどんどん加盟して多数派となり、商業捕鯨を継続している国が少数派となり一気に規制がかけられた、ということをお話ししていました。また、パネルディスカッションでは、オホーツク人という本を書いた菊地氏から「鯨を捕ることは大昔からの文化である。」、日本鯨類研究所の藤瀬氏から「南氷洋ではミンククジラなどの小型鯨類が減少し、ザトウクジラなどの大型鯨類が増加している。」、日本小型捕鯨協会の下道氏から「鯨を捕ることは漁師にとっての基本的人権で、明日からでも捕らせてほしい。」などの発言がありました。かつて鯨を捕りすぎて資源が枯渇し、捕鯨に関わっていた企業が倒産した歴史があるのだということも学びましたし、それが世界的な捕鯨モラトリアムにつながったのかな、とも感じました。
鯨フォーラムは捕鯨についての研究や国内の気運を高めるために行っているのだと思いますが、鯨についての世界的な方向性を変えるのは、鯨資源の回復や他の魚種の減少、世界的な食糧事情の変化など、自然・社会・時代の変化であり、それらを的確にとらえて交渉していくべき、と感じました。

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パネルディスカッション

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鯨のマーチ


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