1.パラスポーツ振興

 

2020年の東京オリパラを控え、各地で選手の育成が進められており、競技人口も年々増加しています。その反面、地方では競技種目が多いわりにスポーツとして競技に携わる障がい者の少なさや、施設側の理解不足による利用拒否、車いす一つにしても競技用はオーダーメイドで高価である、などの理由により、競技人口が減少している、という実態もあります。

釧路市でもそういった状況であり、市の担当部署も主にスポーツ課と障がい福祉課なのですが、実際の取り組みは社会福祉協議会に大きく依存しています。競技が行われている施設はサンアビリティーズくしろが主な施設で、車いすバスケットやボッチャなどが行われていますが、湿原の風アリーナなどは、床に傷がつく、などの理由で、車いすバスケットなどは利用ができない状況です。障がい者福祉都市を宣言し、ノーマライゼイションを掲げる釧路市ですら、パラスポーツに関してはこのような現状にあります。ちなみに、釧路市における全道レベルのパラスポーツチームである車いすバスケットのフリーズは、全道大会で優勝するほどの実力がありますが、助成金や協賛金は一切もらっておらず、大会に出場する際の費用は選手の自己負担だそうで、全道で優勝して全国大会に出場が決まっていたのに、費用が捻出できず、出場を断念したこともあるそうです。

また現在、東京オリパラに向けて、パラスポーツ振興を行っているパラリンピックサポートセンターでは、さまざまなプログラムを自治体などに提供しています。パラアスリートなどから楽しく学べるダイバーシテイーセミナー「あすチャレ!Academy」、パラスポーツ体験型授業「あすチャレ!School」、誰もが楽しめるパラスポーツで行う運動会「あすチャレ!運動会」、パラリンピックを題材とした国際パラリンピック委員会公認教材を提供してくれる「I’m POSSIBLE」など、子ども向けを中心に楽しそうなプログラムがそろっています。これらのプログラムを活用することにより、若手の育成や、地域の理解の輪が広がっていくことにつながるのではないでしょうか。特に、努力した成果を披露する大会やイベントの開催は必要であります。

これらのことを踏まえ、4点お伺いします。

1点目、パラスポーツに関する釧路市のこれまでの取り組みと、これからの取り組みについて、理事者のお考えをお示しください。

 

 

2点目、湿原の風アリーナくしろ、で車いすバスケットの利用が可能になれば、バスケットコート2面分取れますので、全道規模の大会も開催することができます。湿原の風アリーナくしろなどのスポーツ施設での車いすバスケットの使用について、理事者のお考えをお示しください。

 

 

3点目、競技用具取得や遠征費用、パラスポーツ振興を目的としたイベントの開催などを支援し、パラスポーツに参加しやすい環境を整備することで、釧路市のパラスポーツがもっと広がっていくものと考えます。パラスポーツ全体に対する支援の考え方を含め、理事者のお考えをお示しください。

 

 

4点目、パラリンピックサポートセンターのプログラムを、学校での授業などで活用し、ノーマライゼーションの理念の浸透に力を入れるべきと考えますが、理事者のお考えをお示しください。


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