2.マイクロプラスチック

 

 

OECDによれば、世界のプラスチックごみ発生量が増加し続け、年間3億トンを超え、それがリサイクルなどされずに、環境中に流出して観光や漁業に悪影響をもたらす損害額が、年間約1兆4000億円にのぼる、とのことで、レジ袋の有料化や課税の導入の必要性を示唆しています。また、北太平洋のプラスチックごみが集まる「太平洋ゴミベルト」には、約7万9000トンのゴミがあると推計され、その中のゴミで、表示などから、日本のものが約30%と最も多かったそうで、種類としては、容器や漁網だそうです。さらに、プラスチックごみが海を漂ううちに波や紫外線に砕かれてできる直径5ミリ以下の微粒子がマイクロプラスチックで、魚がえさと一緒に誤飲し、その魚を食べた海鳥からPCBが検出されています。人体への影響も懸念されており、世界13か国の水道水、欧米やアジア産の食塩、米国産のビールなどに、マイクロプラスチックが広く含まれていることをミネソタ大の研究グループが実証したそうです。

これらの状況を懸念し、環境省が、マイクロプラスチックの発生抑制対策の一つとして、プラスチックリサイクル技術の向上や、紙など代替製品の開発・低コスト化の実証に新規に50億円を計上。また、海岸漂着ごみ回収などにかける予算は18年度当初比10倍の40億円に増額しました。民間の動きも加速しており、ファミレスのすかいらーくが2020年までにプラスチック製ストローの利用をやめることを発表、世界的にはディズニー、道内でも居酒屋チェーンのアイックスなどが発表しています。

こういった国や民間企業の動きと合わせ、漁業並びに観光業を主要産業と位置付けている釧路市でもマイクロプラスチック発生抑制の姿勢を全世界にしっかりと表明し、市民と一体となった対策を推進すべきと考えます。釧路市のマイクロプラスチックに対する考えと、現状で行っている対策、今後行おうとしている対策をお示しください。


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